風がふいても負けずにクルトン!!!!!

元役者の会社員クルトンが、いろいろ書くブログ。

漫画ってやっぱり面白い!最近読んだオススメ漫画をざっくばらんに7つ紹介するよ。

最近、漫画を沢山読めて満足度高めのクルトンです。

昔より涙腺がゆるくなっているのは気のせいでしょうか…

本を読むと、物の捉え方が変わったなぁとか、

自分の内部で起きている些細な変化に気づけるので、

時間をおいて同じ本を読むと良いですよ。

 

今回は最近読んで面白かった漫画を、ざっくばらんに7つ紹介します。

 

食卓を一緒に囲む幸せをおしえてくれる。甘々と稲妻

妻に先立たれた高校教師の公平は、

幼い娘・つむぎと2人暮らし。

料理が苦手な上に味覚音痴な公平は、

日々の食事のことにはなかなか気が回らず、

自炊も出来ない状態。

しかしひょんなことから、

教え子の女子高生、小鳥の家で、一緒にご飯を作ろうという話になって…

 

父親と娘と女子高生が料理を作って、共に食卓を囲むだけ。

たったそれだけなのですが、

料理下手な公平や、刃物が握れない小鳥が一生懸命料理をする姿は

「ご飯は食べてくれる誰かの為に作られているんだなぁ」と、

愛情を感じさせてくれます。

つむぎも2人の料理を食べて、喜びを体全身で表現してくれます。

 

つむぎが年々成長していく姿を眺めるのも、楽しみ方の1つ。

経験が子供を大人に一歩近づけるという言葉を体言するように、

友達と遊んだり、喧嘩したり、新しいことに挑戦するつむぎが

巻を重ねるごとに愛しく思えてきますよ。

 

金星人と橋の下で暮らそう。荒川アンダー ザ ブリッジ

主人公・市ノ宮行はトップ企業の御曹司。

幼い頃より、父から「他人に借りを作るな」という教えを叩き込まれ育ってきたが、

ある日、荒川河川敷に住む自称・金星人のニノに命を救われる。

何としてでも借りを返そうとする行に、ニノが要求したのは

「私に恋をさせてくれないか」

行はニノの恋人となる為、奇妙な住人が住まう荒川の橋の下で暮らし始める。

 

映画化もされている為ご存知の方も多いと思いますが、ギャグ漫画です。

主人公も高慢で威張り癖がある為、人間性にはツッコミどころ満載なのですが、

周囲には常識を逸脱した面々が揃っている為、

頁をめくるたび、彼が貴重なツッコミ役だということがわかってくるでしょう。

 

緑の肌着にチャックが見えても、自身は河童だと言い張る村長や、

常に星型のマスクを被っている星、超絶サディストな美女など…

見た目は不真面目な輩ばかりですが、

常に自己の欲求に正直に生きる様は、清々しい限り。

 

まだ最終巻まで読み終えていませんが、

主人公とニノとの恋(?)の行方が気になるところです。

 

ハイスピードな展開に次ぐ展開にしびれる。虚構推理

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

虚構推理(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

妖怪×推理という異色のミステリー作品。

近頃まことしやかに囁かれている都市伝説は、

急死した巨乳アイドルの亡霊が人を襲うというもの。

幼い頃に神隠しに会い、怪異たちの知恵の神となった琴子は

怪異すらも恐れる体を持つ九郎と共に、

欺瞞に満ちた推理を展開する。

 

第12回本格ミステリ対象受賞作をとった小説、

「虚構推理-鋼人七瀬」が原作となっているだけあり、

見所はハイスピードに繰り広げられる推理合戦。

「手品には必ず種がある」という言葉を逆手にとるような

物語展開にしびれること請け合いです。

 

オカルト要素満載にも関わらず、

登場する妖怪たちの多くが、撫でたくなる程可愛かったり、

キャラクター同士のコミカルな掛け合いが軽妙で、

じめじめした雰囲気は全くありません。

「妖怪ものはちょっと…」と二の足を踏む方でも

世界観に没頭していただけると思います。

 

香川の穏やかな空気と自然を感じて。うどんの国の金色蹴鞠

うどんの国の金色毛鞠 1 (BUNCH COMICS)

うどんの国の金色毛鞠 1 (BUNCH COMICS)

 

実家のうどん屋を継ぐのを拒み、上京した宗太。

ウェブデザイナーとして日々働くも、その間に両親は亡くなり

うどん屋は廃業となった。

帰省した際、実家の製麺所の釜の中で眠る1人の子供と出会う。

奇妙な行動をとる子供の正体を知った宗太は、

その子にポコと名づけ、共に故郷・香川で暮らし始める。

 

宗太とポコ、そして東京と香川に住む仲間たちとの日常を描いた作品。

とにかくポコの反応が愛らしく、

子育て未経験の宗太が彼に振り回される様子が微笑ましい。

スローライフ、とは言いませんが、

ポコと宗太の周りに流れる時間はとても穏やかな気がします。

 

 

実家のうどんの味を蘇らせるという場面も、

これからの物語の過程で描かれるのかもしれませんが、

5巻現在、仕事や結婚といった悩みにぶつかる

不器用な人間たちの姿が爽やかに描かれた作品、という印象です。

ファンタジー要素も入っていますが、

故郷で過ごした懐かしい日々に思いを馳せたい時に、オススメの作品です。

 

30代、40代の愛の形を描く。姉の結婚

姉の結婚(1) (フラワーコミックスα)
 

30代後半、40代も目前と迫った独身女性・ヨリの前に

美形の精神外科医・真木が現れる。

真木はヨリに愛を告げるが、彼は妻帯者であった。

 

別の記事でも書きましたが、せっかくなのでもう一度。

作品の冒頭では2人の危うい不倫関係が描かれますが、

サラッとした画風だからか、

昼ドラのようなドロドロした愛憎劇とは一線を画しています。

しかし、30~40代女性が直面する結婚、仕事、年齢というテーマが

ストレートに描かれているので、読了後は切ない気持ちになります。

 

一般論や世間体に邪魔されず、

自身の生き方を貫こうとする、ヨリと真木の顛末を覗いてみてほしい。

 

悪魔的スピンオフ作品…!中間管理職トネガワ

中間管理録トネガワ(1) (ヤングマガジンコミックス)

中間管理録トネガワ(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

多額債務者を救済するという名目で、

ハイリスク・ハイリターンの死のゲームが開催される。

今回物語でスポットライトを浴びるのは、ゲームの参加者側…ではなく、

ゲームの裏方。中間管理職の利根川である…!

帝愛グループ会長・兵頭のご機嫌を伺いつつ、

部下の黒服たちを統率する、利根川の血と汗と涙の物語…!

 

賭博黙示録カイジのスピンオフ作品だけあって、

言葉遣いのリズム感、勢いが絶妙。

声に出して読みたい福本語といったところ。(原作者・福本伸行より)

 

このマンガがすごい!2017年」オトコ編1位を受賞しており、

「またスピンオフか…」という予想を良い意味で裏切ってくれます。

微々たる差異しかない黒服たちを見分け、

部下の発言を尊重し、評価しようと努力する利根川は

まさに理想の上司……なのではないかしら?

 

余談ですが、1日外出録ハンチョウも読みたいところです…。

1日外出録ハンチョウ(1) (ヤングマガジンコミックス)

1日外出録ハンチョウ(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

和歌の才と学問の才が出会う時、事件は解決に導かれる。応天の門

応天の門 1 (BUNCH COMICS)

応天の門 1 (BUNCH COMICS)

 

時は平安京

在原業平菅原道真が、都で巻き起こる怪異を解き明かす。

藤原氏が朝廷の実権を握っていた時代、

貴族同士の勢力争いや、漢詩や和歌などの文化についても触れられ、

歴史物としても十分興味深い作品である。

 

1巻時点で、主人公である在原業平は38歳、

菅原道真は18歳。

2人には20歳も年の差があるのかとまず驚かされました。

好色の歌人・業平と、学問の天才・道真、

日本ではあまりにも有名な2人ですが、

才能の違いから、1つの作品で描かれることは少ないのではないでしょうか。

 

物語では2話目にあたる、玉虫姫の話が………とても好きです。

登場する女官たちは、個性豊かな顔ばかり。

彼女たちが仕える、森本の翁との関係性と、

そこで巻き起こったある事件を、ぜひ見ていただきたいです。

この物語の女官は全員愛おしいけれど、中でも白梅ちゃん、可愛いなぁ。

 

 

いかがでしたでしょうか。

7つの漫画(+α)を紹介しましたが、

読んでみたい作品はありましたでしょうか?

 

漫画はとにかく、実際に手にとってみるのが一番。

カバーをとって、裏の漫画や絵を見るのも忘れないでくださいね!

また面白い本と出会いましたら、紹介させていただきますね。

 

クルトン